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ボールの打ち方①

フォアハンドのスピンショットをいくつか紹介しよう。

まず、トップスピンはベースラインでよく使われるフォアハンドのショットで、手首を上下に動かしてボールを斜め上に打つもの。

テイクバックは打球方向にラケットを持たない方の肩を向け、ラケットのヘッドを腰の位置からやや下にし、手首の力を少し抜いて備える。インパクトは重心を移動させた前足の正面である。下から上に擦り上げるように普通のストロークより長めにフォロースルーをとること。

フォアハンド・スライスはバウンドが高いボールを打つとき、また打球がゆっくりなため、態勢を立て直すのに有効な手段として用いられる。ラケットをボールよりも高い位置から、面を少し上に向けて手首を固定し正面で打つ。

フォアハンド・フラットは、ネットよりもやや高い位置から、ラケットを地面から垂直にして叩きつける感覚で振りぬくこと。

防御用のロビングの打ち方

防御のためのロビングは相手をネットから遠ざけるため、相手が届かないほどボールを高く上げ、深いところに落とす技術を言う。手首を固定しグリップを締め、ボールの下をたたくように打つ。フォロースルーは長くとることがボールを高く、深くするコツである。これによりロブを打った側がベースライン後方、もしくはネットに寄せることができる。