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グリップとは?

ラケットを選ぶ際ラケットは手の延長と考えられている。そのラケットと腕を結ぶ握りこそが「グリップ」である。初心者がどのようなグリップを選択するかは、非常に重要なことです。なぜなら、一つのグリップをある期間行った後、別のグリップに変えることは困難だからである。グリップには数種類あるが、とりあえず基本的な3種類を紹介しよう。

「イースタン・グリップ」とは、ラケットを地面に垂直に置いて、そこら腕をまっすぐおろしてつかんだ、最もマスターしやすいかたちである。逆に地面に平行において、そのままつかんだのが、「ウエスタン・グリップ」で、トップスピンを打つのに優れている。イースタン・グリップよりやや面を上向きにしてつかんだかたちで、手のひらの付け根がトップにくる「コンチネンタル・グリップ」である。バックハンド、ボレー、スマッシュの際でもグリップを変える必要がない。

バックハンドのグリップの握りかえ

フォアハンドからバックハンドに打ちかえるとき、一般的な「イースタン・グリップ」「ウエスタン・グリップ」ではグリップの握りかえが必要になる。イースタンでは時計方向にグリップをやや回転させ、ウエスタンではそれ以上の移動を必要とし、コンチネンタル・グリップか少なくともイースタン・グリップの位置まで回転させなくてはならない。